【Jeans】ジーンズの糊落としについて考察
ジーンズの「糊落とし」:新しいデニムを育てるための最初の一歩
新しいジーンズを購入したとき、その硬さやパリッとした質感に気づいたことはありませんか?
その理由は「糊」。ジーンズを製造する過程で、縦糸を張るために糊を使っています。この糊は、デニム生地がしっかりした形を保つのに役立ちますが、そのままだと硬く、肌に馴染みにくいのが難点です。
そこで今回は、「ジーンズの糊落とし」について詳しく解説します!
なぜ糊を落とす必要があるのか?
「糊落とし」を別名、「水通し」とも言います。
水に通した結果、糊が落ちるためです。水に通す理由は購入してすぐのものは埃などで汚れているため、また生地を縮ませる目的もあります。
アタリを付けた後に縮んでしまうと、せっかくのアタリがずれてしまいまた新たなアタリが作られてしまい綺麗なヒゲ、ハチノスではなくなってしまいます。
糊を落とさないと、生地が硬くゴワゴワしたままで、履き心地が悪くなります。また、最初の洗濯で糊が不均一に落ちてしまうと、ムラができたり、生地の表面に白っぽい跡が残ることも。
さらに、糊を落とすことでデニム本来の柔らかさが引き出され、ジーンズが体に馴染みやすくなるため、快適に履けるようになります。デニムを「育てる」第一歩として、糊落としは重要な工程です。
糊落としの具体的な手順
以下に、糊落としの基本的な手順を紹介します。難しい作業はないので、ぜひ試してみてください!
準備するもの
- 洗面器やバケツ:ジーンズが浸かるサイズ
- ぬるま湯(約40~60度):糊を溶かしやすくするため
- 中性洗剤(必要に応じて):汚れや臭いが気になる場合に追加、また糊も落ちやすくなります
手順
- ジーンズを裏返す
色落ちや表面の傷みを防ぐため、必ず裏返しにします。 - ぬるま湯に浸ける
バケツや洗面器に40~60度のぬるま湯を用意し、ジーンズを浸けます。
浸け置き時間は約1時間。お湯の温度が高すぎるとインディゴが必要以上に落ちる可能性があるので注意してください。 - 軽く揉む
浸け置きの途中で、ジーンズを軽く揉んで糊を浮かせます。ゴシゴシこする必要はありません。 - 洗剤を使う場合
中性洗剤を少量加えることで、糊をさらに効率よく落とせます。
この場合も、優しく揉み洗いを心がけましょう。 - すすぎ
新しいぬるま湯を用意し、糊や洗剤をしっかりすすぎます。洗剤が残ると、生地に影響を与える可能性があるため、十分にすすぐことがポイント。 - 乾燥
水を軽く切り、形を整えてから陰干しします。
直射日光は避け、風通しの良い場所で乾かすと、生地が色落ちしにくくなります。
糊落としの後のジーンズはどう変わる?
糊を落としたジーンズは、以下のような変化を感じられるはずです:
- 生地が柔らかくなり、履き心地がアップ
- 糊特有の硬さがなくなり、脚に馴染みやすくなる
- 洗濯時のムラが減り、均一な色落ちが楽しめる
糊落としをすることで、ジーンズを「自分だけの一着」に育てる準備が整います。
注意点とコツ
- 水温の調節に注意!
お湯が熱すぎると色落ちや縮みの原因になります。40~60度を守りましょう。 - 色落ちを防ぐために単独で洗う
他の衣類と一緒に洗うと、インディゴ染料が移る可能性があります。最初の洗濯は単独で行うのがおすすめです。 - デニムを揉みすぎない
糊を落とす際、ゴシゴシと力を入れると生地を痛める可能性があるため、優しく扱うことを心がけましょう。
最後に:デニムを育てる楽しみを!
ジーンズは履き込むほどに味が出る「育てる」衣類です。最初の糊落としは、デニムとの付き合いを始める大事な儀式とも言えるでしょう。適切なケアを施し、自分の体にぴったり馴染んだお気に入りのジーンズを育ててみてください!

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