【Jeans】デニムを洗ったときの「黄色い水」「茶色い水」の正体について
デニムを洗ったときの「黄色い水」「茶色い水」の正体とは?
デニム好きの皆さん、濃紺のデニムを洗濯したときに水が黄色や茶色に染まった経験はありませんか?最初は「汚れが溜まっていたのかな?」と思うかもしれませんが、実はこれ、インディゴ染料が酸化して変化した結果なのです。
今回はこの現象の原因や、デニムの洗い方について詳しく解説していきます。
イサチンって何?
デニムに使われているインディゴ染料は、酸素に触れることで「イサチン」という物質に変化することがあります。このイサチンは水溶性が高く、洗濯時に水へ溶け出すため、黄色~茶色の水になるのです。
特に濃紺のデニムや、経年変化で古びたデニムほど酸化が進んでいるため、イサチンの生成量も多くなります。その結果、濃い茶色の水になることがあるのです。
水の色でわかるデニムの状態
洗濯中の水の色を観察することで、デニムの状態や色落ち具合がわかります。
- 黄色~茶色の水
→ インディゴが空気に触れることで酸化してイサチンに変化。元はインディゴであるため間接的な「インディゴの落ち」といえます。 - ブルーや緑色の水
→ インディゴそのものが水に溶け出している状態です。これは摩擦や洗濯方法が原因となっている可能性があるため注意が必要です。
色落ちが減る理由
濃紺のデニムは、履き込みや洗濯を繰り返すことで徐々に色が薄くなり、やがて水色に近い色合いへと変化していきます。この段階になると、酸化するインディゴの量が減少するため、洗濯時にイサチンが溶け出すこともほとんどなくなります。
つまり、洗濯しても水があまり変色しなくなったら、それはデニムが自分だけの色合いに育ったサインと言えるでしょう。
ブルーや緑色の水が出る場合の対策
洗濯時にブルーや緑色の水が出るのは、インディゴそのものが溶け出している可能性があります。この場合、以下のポイントを押さえることでデニムの色落ちを抑えることができます。
- 水温は低めに設定
熱い水はインディゴの溶出を促進します。冷水やぬるま湯を使うのがおすすめです。 - 洗剤は控えめに使用
強力なアルカリ性洗剤はインディゴにダメージを与える可能性があります。中性洗剤やデニム専用洗剤を使いましょう。 - 裏返して洗う
摩擦を抑えることで表面のインディゴの落ちを防ぐことができます。 - 手洗いを検討
デニムをできるだけ長持ちさせたい場合は、優しく手洗いするのが理想的です。
デニムの色落ちを楽しむ心を大切に
デニムの洗濯時に出る「黄色い水」や「茶色い水」は、インディゴが経年変化してイサチンに変わった証拠。これはデニムの成長を感じられる瞬間でもあります。一方で、「ブルーや緑色の水」が出る場合は、洗濯方法を見直してみましょう。
デニムは履けば履くほど、その人らしい表情が生まれるもの。色落ちのプロセスを楽しみながら、自分だけの一着を育てていきましょう!


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