【リーバイスGジャンの歴史】ファースト・セカンド・サードの違いを徹底解説
【リーバイスGジャンの歴史】ファースト・セカンド・サードの違いを徹底解説
デニムジャケット(Gジャン)は、ワークウェアとして生まれ、やがてファッションアイテムとして進化してきました。特に、リーバイス(Levi’s)のGジャンは「ファースト(First)」「セカンド(Second)」「サード(Third)」の3つのモデルに分類され、それぞれ異なる特徴と歴史を持っています。
今回は、リーバイスのヴィンテージGジャンの変遷を詳しく解説しながら、どのモデルがどのように進化してきたのかを見ていきましょう。
リーバイスGジャンの3つのモデルとは?
リーバイスのデニムジャケットは、大きく以下の3つに分類されます。
- ファースト(First): 1900年代初頭~1930年代
- セカンド(Second): 1950年代
- サード(Third): 1960年代
それぞれのモデルには、時代背景や用途に応じたディテールの違いがあり、リーバイスの歴史を知る上で欠かせない存在です。
① ファースト(First)モデル:デニムジャケットの原点
登場時期: 1900年代初頭~1930年代
特徴:
- 左胸のみに設けられたポケット
- シンチバック(背面のウエスト調整用ストラップ)
- 袖は一枚布の裁断で、動きやすさを考慮
- ボタンの向きが現在のものと逆
ファーストモデルは、Gジャンの始まりとも言えるジャケットです。もともとは炭鉱労働者や建設作業員などのためのワークウェアとして作られており、耐久性と機能性を重視したデザインになっています。
特に1937年モデルでは、オーガニックコットンを使用し、当時のディテールを忠実に再現しています。ポケットが左側にしかないのは、右手で工具を出し入れしやすいように設計されているためです。
また、ボタンの向きが現在のGジャンと逆になっているのも特徴的。これは、ヨーロッパの伝統的な服作りの影響を受けた名残と言われています。
ファーストモデルは、シンプルでありながら機能美に優れたデザインが魅力です。
② セカンド(Second)モデル:実用性とデザインの両立
登場時期: 1950年代
特徴:
- 左右両方にポケットが追加
- シルエットが若干広くなり、着やすさが向上
- ボタンの向きが現在のものと同じに変更
ファーストモデルのディテールを引き継ぎながら、さらに合理化されたのがセカンドモデルです。最大の変更点は、ポケットが左右両方に追加されたこと。これは、作業時の利便性を向上させるための改良でした。
また、全体的なシルエットが少し広くなり、より動きやすくなっています。ボタンの向きも現在のGジャンと同じ仕様に変更され、よりアメリカ的なデザインへと進化しました。
セカンドモデルは、ワークウェアとしての機能性を保ちつつ、ファッションとしても通用するデザインになった点が特徴です。
③ サード(Third)モデル:ファッションアイテムとしてのGジャン
登場時期: 1960年代
特徴:
- 立体的なシルエットで、より洗練されたデザイン
- アメリカ独自のカジュアルスタイルに適応
- ファッションアイテムとしてのGジャンが確立
セカンドモデルまでのGジャンは、あくまでワークウェアとしての側面が強かったのに対し、サードモデルになると完全にファッションアイテムとしての地位を確立します。
デザインがより立体的になり、ウエストのシェイプが強調されるようになりました。また、ポケットの位置やボタンの配置も工夫され、より都会的で洗練された印象に。
この頃から、デニムジャケットはアメリカンカジュアルの定番アイテムとして広まり、多くの若者たちに愛されるようになりました。
リーバイスGジャンの進化はアメリカの歴史そのもの
リーバイスのデニムジャケットは、ただのファッションアイテムではなく、アメリカの歴史やワークウェアの進化を物語る存在です。
- ファースト(First): 労働者のための実用服
- セカンド(Second): ワークウェアとしての完成形
- サード(Third): ファッションアイテムとしての確立
このように、時代とともに進化してきました。
もしヴィンテージのGジャンを探しているなら、自分のライフスタイルに合ったモデルを選ぶのも楽しみのひとつ。ファーストの無骨さ、セカンドの実用性、サードの洗練されたデザイン…どれを選ぶかで、コーディネートの印象も大きく変わります。
あなたなら、どのモデルを選びますか?
まとめ
- リーバイスのGジャンは、ファースト・セカンド・サードの3つのモデルに分類される
- ファーストはワークウェアとしての原点
- セカンドは機能性とデザインを両立
- サードはファッションアイテムとしての完成形
- 時代とともに進化し、アメリカの歴史を反映したアイテムである
ヴィンテージGジャンを手に入れる際には、ぜひこれらの歴史やディテールの違いを意識して選んでみてください!



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